*受講の方法やよくあるご質問については、このページの最後でご案内しています。


4月開講の教室

 


他者の声に耳を傾ける

そこから始める文章修業

 

オーラル・ストーリー文章教室

(8回連続)

 

 

インタビュー原稿を書くことを通して、声の物語=「オーラル・ストーリー」を聴きとり、言葉にしていく技術を伝える教室です。

講師が選んだ1人の人物に全員でインタビュー。録音の文字起こし、原稿執筆から校正までを、ディスカッションを通して学びます。

生徒の方たちが書き上げた原稿は、クラス全員の作品が並ぶ作品集に編集していきます。卒業制作として、印刷した小冊子を一人十数冊ずつお渡しします。

今までインタビューをしてきたのは、個性的に生きる人々。自宅の縁側でグリーティングカードのお店を開く老ピアニストから、87歳のパフォーマー+ペイター、草の家に住み草文化を伝える人など素敵な人たちでした。
そして今回は、斎藤次郎さんという、子ども文化としてのロックや漫画の魅力に、60年代に気づき、それから子どもたちのことをずっと見てきた人です。漫画の原作者をし、教育評論家として東京新聞で十数年、人生相談の回答者もしてきました。また、青森の小学校に生徒として1年間「留学」していたこともあります。今年で80歳になるとってもスイートな人。

話のテーマはいろいろある方ですが、たとえば子どもの遊び。鬼ごっこや縄跳びを、斎藤さんが語る視点が面白い! それから60~70年代、反逆の時代の話(斎藤次郎原作の漫画『共犯幻想』〔真崎・守〕は高校紛争モノです)、また良寛のことも話したいんですって。
斎藤次郎さんと出会って、子どもみたいに自由に問いかけてみてください。
きっと、いい文章が書けるきっかけになると思います。

 

 

毎月1回・全8回

第7期:2018年4月~2019年12月

土曜日 14:00〜18:00

*10月と12月は日曜日

 

内容
【第1回:4月20日】
 インタビューをすること
 ~取材準備のためのディスカッション~
 斎藤次郎ミニインタビュー
【第2回:5月25日】
 自分ならではの問いを生み出す
 ~質問状を作っていく~
【第3回:6月22日】
 他者の声を聴く
 ~インタビュー当日~
 斎藤次郎ロングインタビュー
【第4回:7月27日】
 聴いたことばから書きことばへ
 ~「テープ起こし」を作り、読む~
【第5回:8月31日】
 インタビューの言葉を編んでいく
 ~まとめ方への講評と修正作業~
【第6回:9月28日】
 自分の経験、意見を入れ込んでいく
 ~表現について批評と修正作業~
【第7回:10月27日】
 書いた言葉を違った目で見る
 ~校正して最終稿へ~
【第8回:12月1日】
 自分の文章を完成させる
 ~最終校正と校了~

 

場所:かえるの学校

受講料:40,000円(税込・全8回分)
(冊子制作費も含んでいます)
*2回の分割払いが可能です。
*お茶とお菓子付き。

定員:6名

 

《講師プロフィール》

渡邉裕之(わたなべ・ひろゆき)

東京・大森生まれ。フリーライター・編集者としてさまざまな単行本の執筆・編集に携わる。著書に『汽車住宅物語』(INAX出版)、『海の家スタディーズ』(共著/鹿島出版会)。構成・編集に鈴木慶一の『火の玉ボーイとコモンマン』(新宿書房)など。


文字起こしの探求と快楽
言葉好きの新天地へ

 

テープ起こしワークショップ

(3回連続・隔月)

 

 

テープ起こしとは、インタビュー時に録音された話し言葉を、書き言葉にしていく作業のこと。ここで作られたテープ起こし原稿を基にして、インタビュー記事や論文などを作っていきます。

ということもあり、出版や学問研究の分野では、この作業はテクスト制作の一工程に過ぎません。しかし、この工程で作られるテープ起こし原稿が、メチャメチャ面白い!のです。

何が面白いのか。それは書き言葉とはかなり性質が違う話し言葉が、紙やコンピュータのモニターに文字として登場するところから始まります。

例えば、話し言葉の特徴に、「無意味な発声(ケバ)を伴う」ということがあります。ケバとは「あの~」「その~」「まあ、それはですね」といった、書き言葉の世界ではなかなか出てこない、出てきたらすぐ刈り込まれてしまう、あえていうなら言葉の葉っぱの部分です。

落語というのは、このケバを意識的に使って芸に昇華した世界ですが、テープ起こし原稿では、無意識に生じた葉っぱのザワザワザワが、文字になって、も~藪状態! これが言葉好きにはたまらない。中には藪に潜り込んじゃう人もいる。

出版や研究の世界では、これを刈り込んで、論理の幹を見せていきます。が、潜り込んだ人には、論理は藪から棒。そこには不思議な説得力と感動があります。

逆に、話されていた時には存在していたはずの感動や言葉の熱が、文字になった途端に消えてしまうことも。
取材の場を再現するために、文字を足したり引いたり、順番を入れ替えたり。テープ起こしのプロセスには多様な段階があり、唯一無二の正解はありません。

今回、テープ起こしワークショップでは、テープ起こし原稿を自分で作り、そこに出現した文字の藪や、その他、話し言葉が書き言葉に変換する時に生まれる現象を発見、楽しみ、言葉の秘密を探求していきます。

具体的には、ある作家のインタビューと、科学者たちの対談のテープ起こしを行います。その作業から、作家ならではの話の構造の発見、科学者同士のマウンティング、同意などを採取し、参加者全員でディスカッションしていきます。

テープ起こしの方法や技術は、この仕事に深く関わってきた二人の講師が、確実に教えます。
そして目指すは、言葉好きの新天地。どうぞ気軽に参加してください。

 

 

隔月1回・全3回
2019年6月・8月・10月
土曜日 14:00~17:30

 

内容
【第1回:6月29日】
テープ起こしとは何か
~技術の共有と楽しむ言語学~

  • 事前に言語学の本を読んでいただきます。楽しい本です。
  • 次回WSに向けて、女性作家インタビューのテープ起こしの課題を出題。

【第2回:8月24日】
インタビューでは何が起きているのか
~質問と答えを観察していく~

  • 次の課題は、生物学者と物理学者の対談のテープ起こし。

【第3回:10月12日】
対話で人はどう変化しているのか
~距離と同意、そして聴き取れないことについて~

 

場所:かえるの学校

受講料:15,000円(税込・全3回分)
*お茶とお菓子付き。

定員:6名

 

《講師プロフィール》

置塩文(おきしお・あや)

東京・新宿生まれ。主にオーラル・ヒストリー研究のテープ起こしを長年続ける。ここでいうオーラル・ヒストリーとは政治家や官僚の口述記録を作成・公開するもの。関わった出版物に『御厨政治史学とは何か』(東京大学先端科学技術研究センター御厨貴研究室+吉田書店)など。

 

渡邉裕之(わたなべ・ひろゆき)

東京・大森生まれ。ライター・編集者として、テープ起こし原稿を素材にしてさまざまな記事、単行本を制作してきた。現在、季刊「社会運動」(市民セクター政策機構)編集部に在籍。著書に『汽車住宅物語』(INAX出版)。構成・編集に鈴木慶一の『火の玉ボーイとコモンマン』(新宿書房)など。


ことばや文字との

もうひとつのつきあい方

 

土曜の午后の校正教室

(6回連続)

 

 

いま、静かな注目を集める校正/校閲の仕事。本や雑誌・新聞などの内容や表現をチェックして、まちがいを防ぎ、ことばと情報の品質を高める仕事です。
 
この教室では、校正や本づくりの基礎的な知識を学ぶとともに、さまざまなジャンルの校正を体験します。
 
毎回、テーマを決めて、
「エッセイの校正」
「手紙の校正」
「雑誌の校正」
「新聞の校正」
「レシピの校正」
「欧文や数式、図版の校正」
を、オリジナルの教材を使って、わかりやすく、たのしく学んでいただけます。

また、合わせて、
「本の歴史」
「書体デザインと文字組」
「ページレイアウトの基本」
「漢字の知識」
「辞書の使い方」
「表記のスタンダード」
など、関連する知識も学習します。
 
ことばの世界には、じつは唯一不変の正解はありません。いろんな意見や疑問を出し合いながら、いっしょに答えを発見していけるのは、少人数の教室ならでは。
校正や編集の経験のない一般の方にも、プロの校正者の方にも、ご満足いただいています。
 
校正はことばをひと文字ずつ、ていねいにたどります。正し、整えることで、ことばはより生き生きと、魅力的なものになっていきます。
校正の世界を知ることで、ことばや文字、本を見る目がちょっと違ってくることでしょう。

 

 

毎月1回・全6回

第7期:2019年4月~9月

土曜日 14:00〜18:00


内容
【第1回:4月20日】
 一文字一文字に愛を注ぐ
 ~エッセイの校正~
【第2回:5月25日】
 辞書と仲よくなる
 ~手紙の校正~
【第3回:6月22日】
 美しい文字の組み方
 ~雑誌の校正~
【第4回:7月27日】
 正しさという怖さ
 ~新聞の校正~
【第5回:8月31日】
 ちゃんと伝わるために
 ~レシピの校正~
【第6回:9月28日】
 日本語以外も!
 ~欧文や画像の校正~

 

場所:かえるの学校

受講料:30,000円

(税込・全6回分。テキスト・教材費ふくむ)
*2回の分割払いが可能です。
*お茶とお菓子付き。

 

定員:8名

 

《講師プロフィール》

大西寿男(おおにし・としお)

デジタル時代直前の1980年代おわりから、主に文芸書・一般書の第一線で校正を担当。編集・DTP・手製本も手がける一人出版社「ぼっと舎」代表。企業・大学で校正セミナーの講師も務める。著書に『校正のこころ』(創元社)、『校正のレッスン』(出版メディアパル)、『セルフパブリッシングのための校正術』(日本独立作家同盟)など。

ぼっと舎 www.bot-sha.com


リトルプレスをつくるなかで
リアルな校正を学ぶ実践講座

 

みんなで校正
~西荻でつくる小さな辞書~

(6回連続・短期集中)

 

 

この教室では、じっさいに小さな本を作るなかで、校正の実践をリアルに学びます。
 
テーマは、「気になる言葉」と「辞書」。
 
みなさんに、いま気になっている言葉について、
①辞書等ではどんなふうに説明されているかを調べ、
②それに対してどう思うか、自分なりの定義や説明を自由に書いていただきます。
そして、
③その原稿を、おたがいに校正しあい、1冊のリトルプレスに仕上げます。
 
校正を学ぶいちばんの近道は、人の校正した校正刷を見ること。もう一つは、自分が“校正される”経験をもつこと。
 
1冊の本を作るプロセスで、人の目を通すことで初めて見えてくるものが、たくさんあります。
 
みんなで作り上げた小さな辞書は、あなたの宝物として、また、大切な人と共有できる財産として、ずっと残っていくことでしょう。
 
【特徴】
・少人数の教室で、原稿執筆も校正も、ていねいにサポート。
・揚げ足取りではなく、どうすれば言葉がよりよく伝わるかを考えます。
・美しいオンデマンド印刷で仕上げた冊子を、20部ずつお持ち帰りいただけます。
・校正だけでなく、辞書や図書館の活用や本づくりの基礎が学べます。
・平日夜、お仕事帰りにも参加しやすい時間とロケーション。

 

 

短期集中・全6回

第7期:2019年6月~8月
木曜日 19:00~21:00

*第2回:図書館実習のみ日曜日13:00~17:30


内容

【第1回:6月27日】
 ①引き合わせと素読みの基本
 ②さまざまな辞書に触れる
【第2回:6月30日】

この回のみ、13:00~17:30

 都立中央図書館(広尾)での実習となります。
 ①図書館で言葉を探す
 ②リファレンスとデータベースの活用
【第3回:7月11日】
 ①初校の校正
 ②見落としを防ぐには
【第4回:7月25日】
 ①初校を校正してみて
 ②言葉をより生かす校正
【第5回:8月8日】
 ①著者校正をしてみて
 ②再校の校正
【第6回:8月29日】
 ①本を装う
 ②レイアウトと製本の基礎知識

 

場所:

信愛書店 en=gawa(西荻窪)

 JR中央・総武線「西荻窪駅」徒歩2分

都立中央図書館(広尾) *第2回のみ

 地下鉄日比谷線「広尾駅」徒歩8分

受講料:30,000円

(税込・全6回分。冊子制作費ふくむ)
*2回の分割払いが可能です。
 

定員:8名

 

《講師プロフィール》

大西寿男(おおにし・としお)

デジタル時代直前の1980年代おわりから、主に文芸書・一般書の第一線で校正を担当。編集・DTP・手製本も手がける一人出版社「ぼっと舎」代表。企業・大学で校正セミナーの講師も務める。著書に『校正のこころ』(創元社)、『校正のレッスン』(出版メディアパル)、『セルフパブリッシングのための校正術』(日本独立作家同盟)など。

ぼっと舎 www.bot-sha.com


教室・イベントへの参加について


【参加のお申し込み】

このサイトの「お問い合わせ」ページからお申し込みください。

メール・郵送でのお申し込みも受け付けています。

 

◎メールの場合

件名を「申し込み」とし、本文にお名前とご希望の教室/イベント名をご記入のうえ、school_of_frog@yahoo.co.jp までお送りください。

 

◎郵送の場合

お名前とご連絡先、ご希望の教室/イベント名を明記のうえ、はがきまたは封書で下記宛にお送りください。

〒143-0023 東京都大田区山王2-35-10 かえるの学校 お申込窓口

 

◎応募期間

教室によって応募期間が異なります。

  • オーラル・ストーリー文章教室
  • 土曜の午后の校正教室

3月18日(月)〜4月5日(金)
申し込み人数が定員より多い場合は、4月6日(土)に抽選となります。
抽選の結果は、4月6日中に、お申し込みくださった方全員にメールでお知らせいたします。

  • テープ起こしワークショップ
  • みんなで校正 ~西荻でつくる小さな辞書~

5月に募集を開始します。
詳細は決まり次第、ホームページとTwitterでお知らせいたします。

 

【受講・参加資格】

「かえるの学校」が主催する講座・イベントには、原則どなたでもご参加いただけます。但し、小・中学生以下の方は、保護者の方からのお申し込みが必要です。また、特別なサポートが必要な場合は事前にご相談ください。

 

【受講料・参加費のお支払い】

当日、受付時にお支払いください。連続講座の場合は初回に一括でのお支払い、または、2回の分割払い(手数料不要)となります。いずれの場合も現金のみのお取り扱いとなりますので、お気をつけください。

 

【領収証の発行】

ご希望の方には領収証を発行いたします。お支払いの際にお申し出ください。

 

【キャンセルについて】

教室開講日(初回)またはイベント開催日の1週間前までにご連絡ください。それ以降のキャンセルはご返金ができませんので、ご注意ください。

 

【教室欠席のご連絡】

メールまたはお電話にてご連絡ください。授業の内容や配布物・次回の課題などを、後日ご連絡いたします。なお、連続講座の教室では、欠席回分の受講料はお返しできません。ご了承ください。